• 蟻通神社について
  • 境内のご案内
  • 年間祭事
  • 参拝・ご祈祷のご案内
  • ありとおし薪能
  • 蟻通神社にゆかりのお話

  • 蟻通神社について
  • 境内のご案内
  • 年間祭事
  • 参拝・ご祈祷のご案内
  • ありとおし薪能
  • 蟻通神社にゆかりのお話

蟻通神社ブログ

今日11月14日は、いい石の日だそうです。境内には、石の祠さんがたくさん祀られています。
 <蟻通神社の道祖神について>
 石は、神霊が宿るものとして、古くから信仰されてきました。
神社もその始まりは、建物などなく、石がおかれていただけで神様がそこに降り立つ場所であると考えられてきました。
 全ての石が、信仰の対象とされていたわけではなく、大きさ・形・色・模様・刻みなどに特徴があるものが選ばれているそうです。   
 長滝には、路傍の石仏や小祠小堂など、数多くの小さな祭祀対象物が存在していました。
 現在、境内にあるものは、明治期に蟻通神社に合祀されたか、もしくは、移転の際に移されたものと考えられています。
やはり、特徴のある石が祀られています。移転後もしばらくは、境内の片隅に放置されていましたが、明治100年記念に神社の世話人さんが中心になって現在の形に整備されました。
 現在でも、多くのご参拝の方々に信仰されています。



  PB130153.jpg
  蟻通神社の石の祠さん


  PB130152.jpg
    
  昔から、 「頭痛の神」 と 伝えられています
  左の方が、子どもさん、右の大きい方が大人の方用です。
  窪んだ部分に頭を入れて、願を懸けてみてください。


  PB130154.jpg
 
  「牛神祠」
  長滝3番の牛神3社が合祀されました。泉州一帯に多く分布する牛神は、農耕牛の生育を願って祭祀されたものだそうです。長滝では、かつて七夕の朝に牛を川や池で洗ったという慣行があったそうです。昭和30年代頃まで、牛の姿は、よく見られましたが、今では、牛神祭りの伝承は、途絶えています。
お宮の四方山話 蟻通神社の権禰宜 2010年11月14日



しめ縄について
しめ縄は、「〆縄」、「七五三縄」、「標縄」、「締縄」 など読みは同じでも、多くの表記があります。また、しめ縄は、縄をなって作るのですが、一般の縄と区別するために、特に縄目を左ないにします。
 しめ縄を張ることにより、その内が神聖・清浄な状態にあることを示しています。これに垂らす四垂(紙垂)も、同様に神聖・清浄であることを示しているのです。
 家庭の神棚によく用いられるしめ縄は、大根注連(だいこんじめ)や牛蒡注連(ごぼうじめ)と呼ばれ、一方(元)が太く一方(末)が細いものです。
四垂は、半紙や奉書紙などを裁断し、折ったもので、その断ち方や折り方は、流派により、いくつかの形式があります。
 神様のいるところを区別して、縄をわたして、邪神を入れないようにするという目的で用いられています。
 日本に限らず稲作文化のある海外の地域でも見られるそうです。
  参考文献 : 「神道いろは」 神社新報社 
お宮の四方山話 蟻通神社の権禰宜 2010年10月26日



人生のおまつり・七五三とは?
七五三・・・・・大人の準備が始まります>

 三歳の男女児、五歳の男児、七歳の女児は晴れ着を着て、家族そろって神社にお参りし、これまでの子どもの成長を感謝し、お祈りします。七五三は、この年頃の子どもの年祝いをする古くからの風習に由来するもので、三歳の「髪置」、五歳の「袴着」、七歳の「帯解」の祝いがありました。

「髪置」は、男女児ともに行われた儀式で、それまで剃っていた髪を伸ばし整え始めたとされます。男児の五歳は「袴着」といい、袴を着け始めたことに由来します。

七歳の女児は「帯解」といい、それまで付け紐で着ていた着物から帯でしめる着物にかえました。
子どもの成長を社会的に認知するためにおこなわれてきた通過儀礼を起源としています。

よく「七つまでは神の子」といいますが、この時から一人前の人格として扱われるようになったのです。

江戸時代中ごろから商業の発達による影響もあり、都市部において現在のような華やかな風習となりました。

七・五・三という歳の数については、これが縁起の良い陽数であることに結び付いたものであり、また11月15日の日取りについては、元和元年(1681)のこの日に、五代将軍徳川綱吉の子息の髪置祝いが行われたことを前例にするとも伝えられ、暦学の上でも吉日に当たるそうです。
                         
                                              

                  参考文献:神社本庁「神さまと暮らす」より
 
お宮の四方山話 蟻通神社の権禰宜 2010年10月14日



<秋の七草。ご存じですか?>
 〔少し遅いですが、秋の七草の覚え方〕

 ※ 春の七草は、食用となるものですが、秋の七草はおもに観賞用の花です。
   お花の師匠に、覚え方を教えて頂きました。
   
    「  お好きな服は  」   というのだそうです。

    お・・・女郎花(おみなえし)
   
    す・・・芒(すすき)
   
    き・・・桔梗(ききょう)
   
    な・・・撫子(なでしこ)
   
    ふ・・・藤袴(ふじばかま)
   
    く ・・・葛(くず)
   
    は・・・萩(はぎ)
   
   神社の境内にも萩を植えているのですが、秋の花は、日本を感じさせる風情がありますね。万葉集や、枕草子などにも上げられているそうです。

PA160092.jpgPA160093.jpg
        

お宮の四方山話 蟻通神社の権禰宜 2010年10月14日



前へ <<  ページ : 01   02   03   04   05   06   07   08   09   10   11   >> 次へ

カレンダー

←前の月 次の月→
2024年04月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

記録者

過去ログ

TEL

PAGE TOP